過日、当院の患者さんの腫瘍の症例が、
フェーリスという猫の臨床専門誌の創刊号に(上記写真)掲載されました。
題名は「再発をくり返した猫の多発性皮膚肥満細胞腫の1例」です。
肥満細胞腫とは、体の組織中に存在する肥満細胞
(主にアレルギーに関連する細胞です)が腫瘍化したものです。
猫では、皮膚に発生するものと内臓に発生するものがあり、
前者の場合、主に頭部や頚部に発生する孤立性の腫瘍で、
手術で摘出したら完治する場合が多く、
良性経過のものがほとんどといわれています。
今回の例は、手術をしてもすぐに再発あるいは
別の皮膚の部位にできたりと、たいへん厄介な腫瘍で、
抗がん剤治療を併用しながらなんとか維持できたというめずらしい症例です。
詳細はこちらです。→MST.pdf